痛み・凝りへのアプローチ
pain/stiffness
1.カイロプラクティック
人間のカラダは骨格で支えられていますが、脳から全身に神経が巡り様々な情報伝達がスムーズに行われる事によってカラダは正常に機能します。姿勢や骨格が歪むと背骨の位置が正しくなくなるので、神経の流れも悪くなってしまいます。
カイロプラクターは骨格的に問題のある場所を見つけて矯正し症状が出る前に予防する専門家で、院長の古川も専門学校で2年の教育課程と本場アメリカで人体解剖実習も修了し、20年で50,000人以上の臨床経験を積んできました。
《痛みや不調の原因》になる、骨格のゆがみ「サブラクセーション」を取り除いて根本の原因を解消し理想の健康状態になっていただくために、カイロプラクティックという治療法を提供しています。
整体とカイロプラクティックの違いって?
「カイロプラクティック」と「整体」は似てはいるが完全に別物です。両者とも手技療法であり骨格を矯正する治療をするという点においては共通ですが、カイロプラクティックは西洋医学、整体は東洋医学をルーツとしています。
整体では「筋肉」に注目して治療を行います。どこの筋肉に凝りや痛みがあるのかを判断してから施術は行われます。痛みが出ている、または歪みがある部位に直接アプローチし、「局所的に」治療するのが特徴です。
一方で、カイロプラティックは「総合的」な施術です。カラダ(筋肉、関節、神経など)の働きを正常化することによって、回復能力を引き出すアプローチ方法です。なので不調な部位があったとしても全身を総合的に施術し、体全体のバランスを正します。
また、カイロプラクティックでは「骨」に注目して治療を行います。中でも、大きくて重要な役割を果たす脊髄を矯正することによって身体機能の改善を目指します。サブラクレーションと言われる、神経機能に影響する骨の歪みを矯正することが主な治療方法です。
睡眠や食事、運動などの生活習慣改善もカイロプラクティックの一環であり、そういった指導も行われることがあります。まさに明確な理論や、客観的なデータから治療方法を見出すのがカイロプラティックの特徴です。
※アメリカやイギリスではカイロプラクティックは国家資格として扱われており、欧米圏ではカイロプラクティックが盛んに行われます。
2.トリガーポイントセラピー
【トリガーポイント療法】とは、筋肉にできた硬結(固まり)が原因となって出る痛みやしびれ等の症状を、硬結を緩めることで改善させるアメリカで体系付けられた手技治療法です。
治療家になって20年、この治療法を軸に施術してきましたが、即効性や効果を1番感じて、お喜びいただくことの多い治療法で、最近は医学界でも大変注目を浴びています。
筋肉の硬結を「トリガーポイント」と呼びますが、トリガーポイント自体が筋肉の痛みを引き起こし遠く離れた場所に関連痛を飛ばすのが特徴で、カラダに生じる痛みやしびれ、コリ感や重だるさなど違和感の原因になります。
トリガーポイントが発生した筋肉は硬くなり慢性的な血流不足になるため、そのポイントを弛め血行促進させながら痛みの引き金の原因を取り除くのが「トリガーポイント療法」です。
病院で検査しても原因がわからない?
病院や整形外科の診察でレントゲン(X線)撮影・CT・MRI画像検査等は筋肉の硬結は判別できないため、本人が異常を感じていても『特に異常なし・骨は問題ない』と診断されてしまい、痛み止め薬・湿布薬・低周波電気治療・けん引をしたが症状が変わらないと悩まれている方が多く来院されます
また、MRI検査で「椎間板ヘルニア」と診断された方や、レントゲン(X線)検査で『ヘルニアっぽい』とか「腰椎分離症」・「腰椎すべり症」と診断されたが、なかなか腰痛や足の痛みやしびれ感が取れない方もたくさん来院されています。
※世界的権威である最先端の腰痛治療ガイドラインでは、健常者(特に痛みも感じてない普通の人)の76%に椎間板ヘルニアが見つかり、85%に椎間板変性(首(頚椎)は90%)が認められ、【椎間板ヘルニア】と診断されても、それが原因でない腰痛がたくさんあるという研究結果が報告され、椎間板ヘルニアは手術という選択より保存療法のほうが適しているというのが今の世界の腰痛治療の常識です。
※手術で椎間板ヘルニアを切除しても症状が変わらない場合はこの可能性が高いです。
そのような症状の真の原因はトリガーポイントや、心理的ストレス・社会的要因の場合もありえます。※椎間板ヘルニアが神経を圧迫し重篤な状態の場合は医療機関をご紹介します。
3.椎間板・脊柱管回復療法
『椎間板・脊柱管回復療法』は、腰痛や足のしびれや神経痛などに対応する特殊な専用ベッドで施術します。このベッドは上下や左右に動くので、様々な症状や身体状況に万能に対応する事が可能です。
背骨や腰椎1つ1つに対してピンポイントで動きの悪い関節の可動域を取り戻したり、狙った関節だけにけん引をかけられます。椎間板ヘルニアに対しても回復を促すアプローチが出来ますし、脊柱管狭窄症の予防や初期症状を抑えるのにもおススメです。
ギックリ腰、ヘルニア、狭窄症、分離症・すべり症、足のしびれ、坐骨神経痛、側弯症などの症状の回復や予防が期待できます。
4.ニューロオリキュロセラピー
『ニューロオリキュロセラピー』は、WHO(世界保健機関)が350種の症状に対して診断と効果があると認定している治療法で、耳介から電流刺激を脳に流して神経伝達物質の働きを正常に整えます。
欧米には以前から広く普及していて日本国内へも徐々に広まってきています。アメリカのマイアミ大学医学部の研究結果の報告によりアメリカ政府及び医学界から大きな関心を集め、健康状態を含む生活の質を向上させるのに大いに役立つと示されました。
特にアメリカで深刻な社会問題の薬物中毒は、3年以内に再逮捕される確率が75%⇒3%に劇的に下がり、ドラッグだけでなくタバコ・アルコール・セックス等の中毒や依存症、精神問題にも目覚ましい結果が報告されています。
ニューロオリキュロセラピーの適応症